様々な加工や変更により、ノーマルのターボチャージャーよりも素早いレスポンス特性を誇りながら全回転域で大幅な風量増加が実現されています。LO270Pターボチャージャーは、トルクバンド、ピークパワー、ターボレスポンス、扱い易さ、そして信頼性、すべてが高次元でバランスされています。ストリートユースとモータースポーツ、どちらにも適しています。
まずは、5軸CNC加工機でコンプレッサハウジングとタービンハウジングの内壁が拡大され最適化されます。コンプレッサ側は吸入空気の風量増加、タービン側は排圧軽減と流量増加により最大出力を発揮します。
LO270Pの心臓部には、ノーマルよりも大きく高効率で端部が延長された「Extended Tip コンプレッサホイール」が採用されています。大型なタービンブレードに変更後、クリッピング(カットバック処理)が施され、中回転域と高回転域の向上が実現されています。
タービンブレードとシャフト、そしてコンプレッサホイールは、0.05gmmという純正品よりも遥かに精密な公差でバランス取りがおこなわれています。アクチュエーター作動域が改善され、ベアリングもLOBA製の強化品に変更されることでターボチャージャーの寿命と耐久性の向上が図られています。
最先端技術を凝縮した「Extended Tip」鍛造ビレットコンプレッサホイール
5軸CNC加工機によるコンプレッサハウジングの最適化
5軸CNC加工機によるタービンハウジング及びバックプレートの最適化
タービンブレードのクリッピング(カットバック処理)
クリアランスの最適化
アクチュエーター作動域の改善
LOBA製の強化ベアリング
超高精度バランシング
純正ユニットと交換で取付けはボルトオンとなります。
ドイツ製

エンジンマネージメントの設定、エンジンの状態、また車両に装着されている
コンポーネントによっては、このターボチャージャーを用いておよそ280PS程度の
出力を見込めます。