様々な加工や変更により、ノーマルK24ターボチャージャーよりも素早いレスポンス特性を誇りながら全回転域で大幅な風量増加が実現されています。LO850Pターボチャージャーは、トルクバンド、ピークパワー、ターボレスポンス、扱い易さ、そして信頼性、すべてが高次元でバランスされています。ストリートユースとモータースポーツ、どちらにも適しています。
まずは、5軸CNC加工機でコンプレッサハウジングの内壁が拡大され最適化されます。吸入空気の風量増加により最大出力を発揮します。
LO850Pの心臓部には、ノーマルよりも大きく高効率で端部が延長された「Extended Tip 鍛造ビレットコンプレッサホイール」が採用されています。重量は鋳造製ホイールの25%減と極めて軽量でありながら遥かに高い強度と耐久性を誇ります。高度な切削技術を用いてコンプレッサホイールのステムと先端は最小化されます。削り出しの鍛造品であることから形状自由度は高く、複雑で薄いインぺラ形状を可能にし、インデューサー径も限りなく理想値に近づけられています。
タービンブレードとシャフト、そしてコンプレッサホイールは、0.05gmmという純正品より遥かに精密な公差でバランス取りがおこなわれています。アクチュエーターの作動域が改善され、ベアリングもLOBA製の強化品に変更されることでターボチャージャーの寿命と耐久性の向上が図られています。
最先端技術を凝縮した「Extended Tip」鍛造ビレットコンプレッサホイール
5軸CNC加工機によるコンプレッサハウジング及びバックプレートの最適化
タービンブレードのクリッピング(カットバック処理)
クリアランスの最適化
アクチュエーター作動域の改善
LOBA製の強化ベアリング
超高精度バランシング
純正ユニット交換で取付けはボルトオンとなります。
ドイツ製

エンジンマネージメントの設定、エンジンの状態、また車両に装着されている
コンポーネントによっては、このターボチャージャーを用いておよそ850PS程度の
出力を見込めます。