様々な加工や変更により、ノーマルターボチャージャーよりも素早いレスポンス特性を誇りながら全回転域で大幅な風量増加が実現されています。LO470Pターボチャージャーは、トルクバンド、ピークパワー、ターボレスポンス、扱い易さ、そして信頼性、すべてが高次元でバランスされています。ストリートユースとモータースポーツ、どちらにも適しています。
まずは、5軸CNC加工機でコンプレッサハウジングとタービンハウジングの内壁が拡大され最適化されます。コンプレッサ側は吸入空気の風量増加、タービン側は排圧軽減と流量増加により最大出力を発揮します。
LO470Pの心臓部には、ノーマルよりも大きく高効率で、最先端の技術が凝縮された「LOBA Motorsport V3 LO-3171鍛造ビレットコンプレッサホイール」が採用されています。重量はわずか39.8gramと極めて軽量(OEM比25%減)でありながら鋳造ホイールよりも遥かに高い強度と耐久性を誇ります。高度な切削技術を用いてコンプレッサホイールのステムと先端は最小化されます。削り出しの鍛造品であることから形状自由度は高く、複雑で薄いインぺラ形状を可能にし、インデューサー径も限りなく理想値に近づけられています。
タービンブレードはクリッピング(カットバック処理)が施され、徹底した俳圧上昇対策がおこなわれています。コンプレッサホイールと合わせた軽量化により、慣性重量の減少で素早いブーストの立ち上がりが実現されています。
タービンブレードとシャフト、そしてコンプレッサホイールは、0.05gmmという純正より遥かに精密な公差でバランス取りがおこなわれています。最後に、アクチュエーターの作動域が改善され、ベアリングもLOBA製の強化品に変更されることでターボチャージャーの寿命と耐久性の向上が図られています。
これらの加工や変更により、ノーマルのターボチャージャーよりもターボラグが少なく、レスポンスが良く、風量の大幅増加でタコメーターのレッドゾーンまでパワーが維持されます。
LOBA Motorsport LO-3171鍛造ビレットコンプレッサホイール
5軸CNC加工機によるコンプレッサハウジング及びバックプレートの最適化
5軸CNC加工機によるタービンハウジングの最適化
タービンブレードのクリッピング(カットバック処理)
クリアランスの最適化
アクチュエーター作動域の改善
LOBA製の強化ベアリング
超高精度バランシング
純正ユニット交換で取付けはボルトオンとなります。
ドイツ製

エンジンマネージメントの設定、エンジンの状態、
また車両に装着されているコンポーネントによっては、
このターボチャージャーを用いておよそ470PS程度の出力を見込めます。